2.検体検査

  

血液、尿、髄液や便、胃液、粘液などの検体を使って、検査しま す。



  一般検査は、尿、便、髄液、胸水、腹水、粘液などを検体として
  います。尿中の蛋白質、糖などの量を調べることで、腎臓の機能
  状態を調べます。便では、潜血反応により、血液が混入していな
  いか調べます。また、便中の寄生虫卵の検査もします。
  また、婦人科からは、精液の検査もします。



  血液検査は、血液中の、赤血球、白血球、リンパ球、血小板など
  を検査します。数を算定したり、その細胞の形態を顕微鏡で観察し
  ます。この他、凝固検査といって、血液の固まるまでの時間を測定
  します。
  血液は、採血後、放置すると固まります。固まらないように、採血管
  に抗凝固剤が混ぜてあります。



  生化学的検査は、血液を採血管にとって、遠心分離すると、血球(固体)と
  血漿(黄色い液体)にわかれます。
  その液体部分を測定します。測定するものは、GOT、GPT、γGTP,コレステ
  ロール、中性脂肪、蛋白質、糖、尿酸などなど、多様な成分を測定します。
  ほとんどが、自動分析器で、化学定量を行います。
  臨床検査技師は、検査機器のメンテナンス、精度管理、試薬の調剤を行い
  ます。


  
  血清検査は、血清を検体としますが、上の生化学的検査以外に、抗体検査
  をします。ですから、血清、血漿には、多種多様な情報が得られるわけです。
  ウイルスや、病原性のある細菌から、体を守る為に抗体が存在します。
  また、体に腫瘍ができた時に上昇する物質(腫瘍マーカー)の測定を行います。



  細菌検査は、主に、尿、喀痰、膿などの中に存在する細菌の検査を行います。
  体の中には、常在菌といって、いても病気が発症しないものがいます。
  また、病気の原因になる細菌があります。
  その病気の原因になる細菌を培養し、細菌の種類を調べたり、どの
  抗生物質が効くかを調べます。


  病理学的検査は、臓器の一部や尿、喀痰などに含まれる細胞を調べます。
  標本を作り、染色して、顕微鏡で細胞の状態を観察します。




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