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便は健康のバロメーターです。
私達の腸内には、「腸内細菌」が住み着いており、体に良い働きをもつ善玉菌が歳をとると、減って、体に悪い影響を及ぼす悪玉菌が増えてきます。
悪玉菌が増えると、腸内の腐敗がすすみ、便は悪臭を放つようになります。このような腸の老化は、体全体の老化につながります。
つまり、「腸の老化=体の老化」といえるのです。
健康な便
便の量、硬さ、色、臭いをチェックします。
1日の標準排便量はおよそ120-180gです。長さ15pくらいのバナナ1本が100gですから、少なくともバナナ2本分の便が出れば、いいわけです。
便の硬さは、コロコロしていたり、カチカチなら、便秘ぎみです。反対に、半練り状とか泥状だったら下痢の症状です。
理想的な便は、バナナ状の柔らかさです。
便の色は、赤ちゃんのような黄色い便であれば、理想的です。
腸内に善玉菌が多い場合は、腸内の環境が弱酸性に保たれていますので、便の色は黄色に近い色になります。また、肉類や脂肪類を多く摂ったり、腐敗菌が多くなると環境がアルカリ性
になるため、便の色は、茶褐色から黒褐色になってきます。
便の臭いは、腸内の健康をはかるバロメーターです。便の悪臭成分には、発ガン性、有毒性のあるものが多く、健康に重要な影響を与えています。
便やおならが臭いときは、腸内での腐敗により有害菌がつくられているときです。
偏った食事が続くと、腐敗菌がタンパク質を分解して、アンモニア、インドール、スカトール
硫化水素などの悪臭成分が作られるので、便やおならは、物が腐ったときの臭いや温泉場
のイオウのような臭いがします。
反対に、食物繊維を多くとると、乳酸菌の働きで多量の乳酸がつくられるので、すっぱい臭い
になります。
腸内細菌のバランスで腸の若さはきまる。
腸年齢を決めるのは、私達の腸の中に住み着いている、約500種類、約100兆個もの腸内細菌。
重さにして1.5kgもある。
こんなにたくさんの細菌は、どこからやってきたのでしょう。お母さんのお腹にいる赤ちゃんの腸内
は無菌状態です。が、生まれた瞬間に、外界にある細菌に洗礼を受けます。
その後、成長し、大人の食事に近づくにつれて、細菌の数は爆発的に増加。
体に良い善玉菌だけが増えればいいですが、同時に、体に害を与える悪玉菌も増えていってしまうのです。
しかも、若い時は善玉菌と悪玉菌のバランスがとれていますが、40代を過ぎるころから悪玉菌が徐々に優位になり、60歳くらいには、善玉菌はほとんどいなくなってしまいます。
また、若くても、悪玉菌が増える生活をしていると、腸はどんどん老化してしまいます。
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