|
●蛋白質
蛋白質は、アミノ酸に分解されて、体内に入る。
人体の固形成分の50%以上を占め、あらゆる組織、臓器の主成分となる。
生体内化学反応を触媒する酵素をはじめ、タンパクホルモン、免疫抗体などの
主成分も蛋白質である。
さらに、栄養欠乏時には、蛋白質もエネルギー源となる。
蛋白質は、細胞の構築物質であるばかりでなく、細胞外液の主要な成分で、生体反応に
必要な酵素、生体調節に与るホルモン、酵素の運搬をする血色素、免疫反応における
抗体も蛋白質から出来ています。
口から、入った蛋白質は、【消化→分解→吸収→再合成】となります。(3〜4時間必要)
この時の設計図が、DNA(遺伝子情報)であります。DNAもアミノ酸から作られています。
蛋白質の代謝
蛋白質は、アミノ酸に消化分解後、小腸より吸収され、門脈をへて肝臓にいきます。
肝臓で再びヒトに特有の蛋白質に合成されたり、あるいは、肝臓を通過し、各組織細胞
に運ばれ、それぞれに特徴的な蛋白質に合成される。
蛋白合成に利用されなかったアミノ酸は、主として、肝臓で糖や脂質の代謝経路に入
り、これらの栄養素に変換されたり、又は、酸化分解されエネルギーを発生する。
その結果、水、炭酸ガス、窒素化合物が出来る。
蛋白質の消化
胃において、ペプシンによってアミノ酸に分解される。
膵液中の蛋白分解酵素によっても、アミノ酸に分解します。
アミノ酸の最終消化は、小腸で行われます。
蛋白質の吸収
蛋白質は、アミノ酸としてのみでなく、小ペプチドとしても、吸収される。
各々、特有の担体を持ち、グルコースと同様に、ナトリウムイオンと共に輸送される。
吸収された、小ペプチドは、細胞内ペプチダーゼによって、アミノ酸に分解される。
(細胞内消化)
アミノ酸は、濃度高配に従って、細胞から、血中に送られる。
*ペプチド
アミノ酸が、ペプチド結合することによって出来た分子をペプチドという。
人体では、蛋白質は、約20種類のアミノ酸で構成されています。
蛋白質は、このアミノ酸が、100〜10000個、互いにペプチド結合で連なった
ポリペプチドが、更に、複雑な立体構造を形成している分子です。
従って、蛋白質の生理機能は、構成アミノ酸の種類、構成単位数、配列順序、
などによって発現します。
よって、蛋白質の種類は、無限に近いです。
|